そろそろ、ツイッターをやめようか、と毎日のように思う。ブログを更新するエネルギーがツイッターに吸い込まれてしまったからである。
ブログはこれまでノート代わりに使ってきて、それなりの役目を果たしてきた。考えをまとめるのに便利だったし、ブログに書いたことを原稿に役立てることもできた。ところが、ツイッターがすっかり「ブログを書こう」というエネルギーのガス抜きになってしまったのである。
ツイッターにはツイッターの楽しいところがたくさんある。ブログよりもずっと気軽だし、リアルタイムに貴重な情報が手に入る。面白い反応が即座に得られる。音楽業界でさまざまな関係を新しく作ることもできた。特に記者会見の実況でスピーディに「Tsudaる」のは面白い。速報性ではどんなメディアにも負けない。明らかに影響力を実感することのできるツールなのである。
だが長く使い続けると様々な問題にも気が付く。最大の問題は、140字という字数制限にある。何か一つのテーマをじっくり掘り下げて考えることには、ツイッターは明らかに向いていない。そのとき、そのときの思いつきを、瞬時にとらえ、多くの人から共感を得るのには向いているが、ブログほどの保存性はない。あっという間に流れて行ってしまうのだ。大事な情報も得られるが、嘘やデマもたくさん流通する。他人の情報を精査しようという姿勢は育つかもしれないが、責任をもって言葉を慎重に発し、その言葉を少しでも残したいと思うなら、やはりツイッターは向いていない。
昨年11月中旬以来、リュビモフのインタヴュー記事をのぞいて、ほとんどブログ更新が止まってしまったのは、我ながら残念であった。貴重な音楽体験を、鮮度の良いうちに、もう少し長い文章で、掘り下げ、考えるということをしておきたかった。
ブログ更新が滞った理由のもうひとつには、暮れに体調が著しく低下したということもある。いくつものコンサートをあきらめざるを得なかっただけでなく、仕事にも大きな支障をきたした。
ひどい頭痛に耐えかねて医者に飛び込んだ結果、自分が「片頭痛」の持ち主だということを初めて知った。立派な持病らしいのである。医者の指導で、頭痛との付き合い方を知ったのは大きかった。おかげで、頭痛を未然に防ぐことができるようになり、悪化させて寝込むことはなくなった。
さらには頸椎ヘルニアというのを患った。これが首と腕に激烈な痛みをともなうもので、誇張でなしに1週間は七転八倒して苦しんだ。どうやらパソコンに向かう時の姿勢に問題があるらしい。いまだからこそ言えることだが、痛みに必死に耐えながらラジオに出た回も11月から12月にかけては数回あった。
幸い、よい医者に巡り合ったので、最近はごく普通にまた仕事ができるようになった。健康のありがたさを身に沁みて感じた次第である。
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